成長著しい子猫期に必要な食事とは

 

生後12ヶ月間は子猫にとって毎日が成長の連続。約1年間の間に成猫に成長する猫の人生にとって、この子猫期はとても重要な時期であると言えます。この時期をどのように過ごすか、どのような食事を与えるかによってどのような成猫になるかが決まると言ってもいいでしょう。子猫期に重要なキャットフード選びのポイントとは。

 

ミルクを飲む子猫

 

子猫期とは

 

子猫期とは、猫の人生のなかで、一番変化の多い時期であると言ってもいいでしょう。子猫期は、生後0日から12ヶ月の間の時期のことを指します。この時期のなかにも猫の成長によって呼び方が違う場合があります。

  • 生後0日〜約20日・・・ほ乳期
  • 生後21〜約50日・・・離乳期
  • それ以降〜12ヶ月以内・・・成長期

 

ほ乳期

ほ乳期は生後3週間以内の時期で、寝ては起きを繰り返し、食事は母猫の母乳を飲んで育ちます。人間の赤ちゃんと同じで、お腹が空いては鳴き、お腹がいっぱいになると眠るという毎日です。おしっこや便も自分では排出できず人や母猫の手を借りなければなりません。

 

離乳期

離乳期になると徐々に歯が生え始め、母乳からの離乳を始める時期です。目や鼻も機能し始めますが、足元はまだまだヨチヨチ歩きです。生殖器では男女の違いを見極めるにはまだ難しい時期です。

 

成長期

生後5ヶ月くらいになると、離乳食から通常の食事に完全に切り替わります。オス猫メス猫ともに、生後6ヶ月頃から発情が始まり、去勢や避妊手術も可能になるほど大人へ成長する時期です。体重は産まれた時の約3倍ほどに増えていると言われています。

 

子猫期に必要な栄養素とは

 

子猫期は一番変化の大きい時期です。この短い約1年間の間に、生まれたての子猫から大人の成猫へと変化していくのです。飼い主にとってもこの時期はとても重要。子猫期の愛猫に必要な栄養素を不足することなくしっかりと与えるようにしましょう。

 

タンパク質・脂質・ビタミン・ミネラルの四大栄養素はもちろん必要であり、特に多くのタンパク質が重要なことは前提の上、忘れずに与えた方がいい栄養素はこのようなものが挙げられます。

  • 免疫力アップのためのビタミンAビタミンCビタミンE
  • 眼病予防のためのルティンタウリン
  • 腸内環境を整えるためのオリゴ糖

 

四大栄養素をバランス良く摂取しながら、特にこれらの栄養素忘れずに与えてあげましょう。タウリンは猫にとって必要不可欠な成分です。タウリン不足は、最悪の場合失明してしまう危険性もありますので注意しましょう。

 

子猫期にはどんなキャットフードを選べばいいの?

 

成長著しい子猫期の愛猫には、その成長過程に合った食事を与えてあげなければ健康は維持できません。この時期は与える食事にもどんどん変化が訪れることになるため、愛猫の状態や成長を見極めてあげてください。

 

ほ乳期

この時期はほぼ母猫の母乳、またはそれに代用できるミルクで育ちますので、キャットフードを与えることはありません。

 

離乳期

歯が生え始めると離乳食を与えます。まだ硬いものは食べられないため、いわゆるカリカリとしたドライフードは与えないようにしましょう。ウェットフードも早すぎます。離乳食用のクリーミーな質感のキャットフードを選びます。離乳食専用フードがいいでしょう。

 

成長期

生後6ヶ月からの成長期には体の大きさはすでに成猫並に成長しています。ですが、まだまだ内臓は不完全で、一度に多くの量を食べることができず、また急激な成長のため成猫よりも多くのカロリータンパク質を必要とします。

 

もちろん骨の成長に大きな影響を及ぼすカルシウムなどのミネラル群も必要です。この時期の愛猫には高タンパク高カロリー高脂質のキャットフードを選んであげましょう。子猫用とパッケージに記載されているものが安心です。

 

まとめ

 

子猫期(0〜1歳)と呼ばれるこの期間はたった1年間という短い期間ではありますが、その成長はすさまじい勢いがあります。成長著しいため、愛猫に与える食事の変化も。それら変化をしっかりとチェックし、その状況に合ったキャットフードを選んであげることが大切です。成長過程の大事な時期のため、栄養不足は後々良くない影響を及ぼします。正しい判断が必要です。