オス猫とメス猫の違いってなに?

 

猫をペットとして飼い始めた人が急に増え始めた昨今、毎日の食事をどのように与えればいいのか迷っている人もいるのではないでしょうか。体の仕組みはオスとメスでは違いがあり、それに伴い必要な栄養素も変わってきます。どのような栄養素が必要であるかを知り、毎日の給餌に活かしましょう。

 

オス猫とメス猫の体の違いとは

 

2匹の猫

 

ここ最近の大変な猫ブームを受け、猫を飼い始めたという人も多いのではないでしょうか。今までペットといえば犬でしたが、つい最近猫が逆転、そしてリードしているとう情報が。このように人気の猫ですが、愛猫の性別によって、さまざまな違いがあるということがご存じでしょうか。オス猫とメス猫の体の違いはこのようなものが挙げられます。

 

生殖器の違い

オス猫とメス猫の大きな違いは、私たち人間と同じく、生殖器の違いです。オスとメスを見極める際の、大きな基準となり、詳しい知識がなくとも分かりやすい部分になります。オスの方が尿道が長いため、結石などの病気になりやすくなります。

 

骨格と筋肉量の違い

オス猫とメス猫では体格の差が分かりやすく現れます。オスの方が一回り大きく、歩き方もどっしりとしています。一方のメスは一回り小さく、歩き方も軽やかで素早いと言われています。種類にもよりますが、同類のオスとメスでは1kg近く体重に差がある場合もあるとのこと。

 

顔つきの違い

オス猫とメス猫には骨格の違いがありますが、それは体だけではなく、顔にも見受けられます。まずオスの方が顔の横幅が広く、髭周りにしっかりと筋肉が付いています。これは喧嘩の時に、急所へのダメージを抑えるためだと言われています。またオスはメスに比べ鼻株が大きく幅広になっています。

 

ホルモンの違い

メス猫には発情のためのホルモンに変化が見られ排卵します。これは人間の女性の生理とは違ったメカニズムで起こるもので、交尾することで排卵を促します。人間のような出血はないため、万が一出血が見られたら病気の疑いがあります。

 

猫が必要な栄養素とは

 

猫はもともと肉食動物であり、私たち人間と比べた場合、必要な栄養素が違ってきます。犬も肉食動物であるため、必要な栄養素が同じなのかと思いがちなのですが、犬とも栄養素の種類そしてその割合が違います。猫にドッグフードを与えてはいけない、犬にキャットフードを与えてはいけないというのはそのためです。

 

では猫にはどのような栄養素が必要なのでしょうか。オス猫とメス猫では重視する栄養素に多少の違いがありますが、これらの栄養素はオスとメス、どちらの性別の猫にも必要となる栄養素です。

タンパク質・ビタミン・ミネラル・脂質

 

猫は肉食動物であるため、肉に多く含まれるタンパク質が大量に必要となります。摂取栄養素の多くをこのタンパク質が占めることが理想です。粗悪なドッグフードは肉量を減らし、穀物などでかさ増ししているものもあるため、注意しなければいけません。

 

またビタミンは体の機能バランスを整えるために非常に重要な栄養素。特にビタミンAビタミンB1ビタミンB2ビタミンB6ビタミンDビタミンCビタミンKは摂取できるようにしてあげましょう。強い体作りのためのミネラル、そして健康維持に必要不可欠なオメガ3やオメガ6などの脂質も重要です。炭水化物や食物繊維は必ずしも必要ではありません。

 

オス猫とメス猫の栄養摂取に違いはあるの?

 

タンパク質・ビタミン・ミネラル・脂質という四大栄養素はオスメスどちらもしっかりと摂取する必要がありますが、性別の違いにより体の仕組みがあります。それによって重要視する栄養素に多少の違いが現れます。

 

オス猫

オス猫はメス猫と比べ尿道が長いため、尿路結石などの病気にかかりやすいという性質を持っています。原因のひとつにマグネシウムの摂取過多カルシウム不足が挙げられます。猫は水分摂取があまり上手ではない動物ですので、これらの原因に水分不足が加わり病気になってしまいます。マグネシウムの多いキャットフードをやめ、カルシウムを積極的に摂取することが大切です。

 

メス猫

メス猫の場合、将来的に妊娠や出産をする可能性が考えられます。妊娠前から必要な栄養素をしっかりと摂取できていると、生まれた子猫に障害が起こりにくいとも言われています。メス猫に特に必要な栄養素がビタミンEカルシウム。これらの栄養素に注意しながら、バランスの取れた食事を与えることが大切です。

 

また、避妊や去勢手術をするとオス猫メス猫共に肥満になりやすくなります。カロリーの多い食事は気を付けた方がいいでしょう。

 

まとめ

 

昨今の猫ブームの中で猫をペットとして飼う人が増えています。オス猫メス猫どちらもその性別ならではの特徴があり、重要な栄養素にも違いがあります。さまざまな違いを理解したうえで、食事を世話をしてあげることがとても大切。健康維持や長寿の秘訣だと言えるでしょう。