シニア期に入った愛猫に必要な食事とは

 

7歳を過ぎると老猫期と呼ばれる時期に入ります。シニア世代です。今までできていたことができなくなったり、さまざまな病気にかかったりと、体に変化が見えてくる年齢です。老猫期に入った愛猫の老化症状をサポートできるようなキャットフードとはどのようなものなのでしょうか。

 

寝てばかりの猫

 

老猫期とは

 

気力体力ともに十分であった成猫期・維持期を過ぎると7歳頃から老猫期に入ります。愛猫も私たち人間と同じように歳をとりますが、そのスピードは人間の数倍。猫の7歳といえば、人間に当てはめると約45歳。45歳は初老と言われ、すでに老いが始まっている年齢です。

 

そんな歳ですから、当然愛猫にも老いが始まっており、あっという間に飼い主の年齢を追い越していくのです。体にもさまざまな変化が起こり、老猫であることを実感することがあります。老猫の特徴はこのようなものが挙げられます。

  • 寝ている時間が増えた
  • 白髪が生えてきた
  • あまり毛づくろいをしなくなる
  • 毛ツヤがなくなる
  • 歯周病で口臭がひどくなる
  • 白内障や緑内障などの眼病の症状が現れる
  • おもらしする
  • 徘徊したり大声で鳴いたりする

 

これらの症状は明らかな老化の症状であり、外見だけでなく内臓の機能も低下してきます。食欲が減少したり、食事の好みが急に変わったりすることもあります。

 

老猫期に必要な栄養素とは

 

年齢を重ねることによって日頃の生活習慣が変わり、さまざまな体の機能が低下してくる老猫期であるからこそ、機能低下により起こる症状を改善、またはサポートできるような栄養素を積極的に摂取する必要があります。

 

成猫期時代と同じ栄養素を与えていたのでは、シニアになった猫には負担だと思われます。老猫期にに入った愛猫には、このような栄養素を忘れずに与えてあげたいものです。

  • 老化の原因となる活性酸素を除去する抗酸化成分βカロテン・ビタミンE・ビタミンC・ポリフェノール
  • 病予防のためのルティンタウリン
  • 軟骨のすり減りを予防するグルコサミンコンドロイチン
  • 腎臓機能維持のリン
  • 脳の機能を活性化するトリプトファン

 

老猫期に入ると、衰えていくさまざまな機能をサポートする成分が特に必要になってきます。愛猫の様子をしっかりと観察し、歩き方や食事の量など、こまかな部分まで見守ってあげてください。

 

老猫期にはどんなキャットフードを選べばいいの?

 

老猫期に入ると、成猫期と違ったキャットフードを選んであげなければいけません。それは、毎日の生活習慣運動量が成猫期とは違ってくるからです。体の機能も徐々に低下していくため、それらをサポ―トしてくれるようなキャットフードを選びましょう。成猫期と同じ食事内容ではなく、老猫用、その中でも年齢によって数種類に分かれている場合もあるため、愛猫の年齢に合ったものに変えてあげると間違いありません。

 

低カロリーがベスト

老猫になると、じっとしていても消費されるカロリーである基礎代謝量が、私たち人間と同じように減少していきます。約20%ほど減ってしまうのではないかと言われています。

 

消費されるカロリー量が減少するうえ、老化により運動量がグッと低下してしまうため、成猫期と同じカロリーを摂取していると肥満の危険性があります。肥満はさまざまな病気を引き起こしてしまう原因となるため、老猫には高タンパク、低カロリーなキャットフードが一番です。

 

塩分を抑えて

老猫期に入ると、内臓機能も低下していきます。塩分過多は腎臓機能に大きな負担になりますので、できるだけ塩分が少ないキャットフードをおすすめします。

 

脂質を抑えて

内臓機能が衰えてくると、消化機能も低下します。老猫期に入ると、消化しやすいキャットフードを選んであげてください。

 

歯も弱くなるため、なかなか硬いものが食べられなくなる猫もいます。そんな場合は柔らかい食感のものを選んであげることもひとつの選択肢です。

 

まとめ

 

年齢を重ねることによって、体のさまざまな部分に現れる衰え。行動範囲もどんどん狭くなるため、成猫期と同じ食事内容では愛猫の負担になってしまいます。愛猫の健康を考えた、消化機能に優しく、かつ栄養バランスに優れたキャットフードが必要となってきます。カロリー摂取量もチェックしてあげてください。